キズナの血統 | |
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ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | |
キャットクイル | Storm Cat |
Pacific Princess |
キズナ産駒の適正 | |
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コース適性 | 芝 ダート |
距離適性 | 短い 長い |
脚質 | 逃げ 追込 |
成長 | 早熟 晩成 |
重馬場 | 得意 苦手 |
キズナ産駒の特徴 |
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《代表的な産駒》ディープボンド・ビアンフェなどキズナは父ディープインパクトに母キャットクイルを持ち母父にはストームキャットを持つ馬。 1歳時から同10月までをノースヒルズで過ごしており、ノースヒルズで栄養コンサルティングを務めていたスティーブ・ジャクソンは、定期的に同牧場の全生産馬に付ける評価で、キズナに対して常に最上ランクの「A評価」を記録し続けていたというエピソードが残っている。 2012年6月にデビューを予定していたが、挫跖のために10月7日の京都競馬場での2歳新馬戦でデビュー。デビュー戦で1番人気に答えてデビューし、以降GI1勝・GII3勝という結果を残した。 2012年11月24日の京都10Rにて佐藤哲三騎手が落馬し、内回りのコースの作の市中に激突したことにより、左上腕骨開放骨折・左肩甲骨骨折・L4(腰椎)横突起骨折・左尺骨骨折・右大腿骨骨幹部骨折・左足関節脱臼骨折・右第一肋骨骨折・右肘関節(尺骨)脱臼・右下腿部裂創・外傷性気胸の大けがを負った。 その後、鞍上に武豊騎手を迎えて次走のラジオNIKKEI杯に出走するも3着に終わった。しかし、2013年に入ると毎日杯(GIII)で2着馬に3馬身差の圧勝で重賞初制覇を飾り、同年の東京優駿(GI)では後方待機策からの最終直線で先行集団をかわしていき、ゴール直前で先頭のエピファネイアを捉えて1/2馬身差でGI初制覇を飾った。 しかし、2014年の産経大阪杯(GII)を最後に優勝は途絶え、2015年の天皇賞(春)(GI)では1番人気に支持されるも7着に惨敗。その後、2015年5月13日に凱旋門賞の登録馬が発表されるも、キズナの名前が出馬表にはなかった。同年秋は国内に専念することとなるも、9月20日に右前繋部浅屈腱炎に現役引退。よって天皇賞(春)が事実上引退レースとなった。 芝適正を見ると、牡馬は京都競馬場での成績がよく、人気馬でいえば阪神や京都をはじめとした西開催を得意としていて、牝馬はどのコースでもまんべんなく走れており、特に中山・小倉を得意としている。なお、ダートでは京都・阪神での好走が目立つ。 キズナの母父にあたるストームキャットがアメリカのダートを舞台としていた関係からか、短距離・マイル・中距離・ダートなど距離を問わず結果を残していることから、キズナ産駒はプラスの意味で異色の存在となっている。 ただし、牡馬についていえば、距離延長については対応できるものの、距離短縮は苦手としているように思われる。 最後に馬場について見ていくと、芝は稍重馬場でもこなせるが、基本的には良馬場で好成績を収めており、特に重馬場や不良馬場では不振となっている。一方でダートでは母父のストームキャットの影響からか重馬場でも好成績を収めている。 キズナ産駒のまとめ |