福島競馬場
福島競馬場の特徴について
直線距離 | 高低差 | 発走距離 | |
---|---|---|---|
約295m | 1.9m | 1,000m、1,200m、1,700m 1,800m、 2,000m、2,600m |
直線距離 | 高低差 | 発走距離 | |
---|---|---|---|
約295m | 2.1m | 1,000m、1,150m、1,700m 2,400m |
東北で唯一のJRA競馬場として存在する福島競馬場。コースの起伏という観点から見ると芝コースは高低差が1.9mでダートも2.1mしかない。ローカル競馬場でもかなり特徴的な競馬場と言える。高低差自体は少ないが起伏のつけられ方が独特の競馬場である。
中山や阪神のような「坂」と呼ぶ程ではないがゴール前をはじめ、高低差や勾配差はないがコースを1周する間にアップダウンを2回繰り返すコース形状で、一般的に抱かれているローカルというイメージよりは起伏に富んだコースが福島競馬場だ。
福島競馬場は典型的な小回りコースで1週の距離も短いので、コーナーが多い。1,700m・1,800では4回、2,400mに至っては6回もコーナーをまわる事になってしまう。カーブも緩やかではなく、上手に回らないと外にふくれてしまい距離ロスが生じる。跳びが大きい馬、普段から小回りに慣れている馬や牝馬が活躍する傾向が見られる。加えて福島競馬場はスパイラルカーブでスピードを維持しながら最後の直線にむかうので基本的に直線も短いので逃げ・先行馬が有利。
昔は水ハケが悪く、馬場の悪化が著しかったが改修されて多少は良好になった。それでも、開幕後半になるにつれて馬場が荒れ易いので外差しにも警戒が必要だ。
福島競馬場のまとめ
- 平坦のコースだがアップダウンが二回あり、起伏に富んだ特長あるコース
- 直線が短くカーブが急なので、大飛びの馬は評価が下がる
- スパイナルカーブでスピードを維持しながら直線にむかう為、逃げ・先行馬が有利
- 後半になるにつれ馬場が荒れ、外差しが決まり易くなる
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